アルパクサデの出生

2017.09.20 21:45

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 アルパクサデはセムが100歳、洪水が過ぎて2年目の年(アダム以後1658年)に生んだ子です(創11:10)。
 セムは神からの大洪水による裁きを直接見、その中で救われた8人中のうちの1人でした。洪水が過ぎ、神はノアだけではなく彼の3人の子たちをも含めて祝福され、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ」と言われました。


創世記9:1 神はノアとその子らとを祝福して彼らに言われた、生めよ、ふえよ、地
      に満ちよ」

創世記9:7 あなたがたは、生めよ、ふえよ、地に群がり、地の上にふえよ。


 セムは大洪水による裁きを実際に経験しながら、閉ざされた箱舟の中の疲れ、だるい生活をすることによって神第一主義の信仰が成熟した人です。それは洪水が過ぎて間もなく、父ノアが酒に酔って天幕の中で裸になっていた時にとった行動に良く表れています。弟ハムは父の下半身を見て、外に出て父に対する悪い噂を広げました。


創世記9:22 カナンの父ハムは父の裸を見て、外にいるふたりの兄弟に告げた。


 ここに「告げた」という単語はヘブル語で「ナガッド」で、「解説する」(創41:24)という意味を持っています。ハムは父の過ちをまるで解説をするように詳細に、そして大げさに暴露したのです。しかし、セムの行動は慎重で、周到綿密でした。彼らはそっと上着を取って、後ろ向きに歩み寄り、父の裸をおおってあげました(創9:23)。これは心から父を敬う態度です。
 ノアは、その後酔いがさめてから、ハムに対し、その子カナンに至るまでのろいました。しかし、セムに対しては「セムの神、主はほむべきかな」と大いなる祝福を与え、「ハムの子カナンはセムのしもべとなり、ヤペテもセムの天幕に住まわせられるように」と預言しました(創9:25〜27)。そしてセムは、ノアから信仰の代を引き継いでいったのです。

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