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2017.12.07 12:16
シラの語源はヘブル語「シャラッハ」から由来し、「(遠く外へ)投げる、送る、のばす」という意味です。 アルパクサデが子を生んでその名を「シラ」と名づけたのは、敬虔な子孫たちが全世界へ神から送られ、散って信仰の勢力が拡張されるように願っていたからです。これはシラ時代に至ってセム部族がもろもろの地域に広がったことを示しています。
シラの父アルパクサデの時代が、神が働くための1つの領域、すなわち中心拠点として設けられた段階であるとするなら、シラの時代は神の国と福音の領域がますます遠く、全地にいっぱい拡張される段階であると言えます。それは洪水の直後、ノアと彼の子たちに生めよ、ふえよ、地に群がり、地の上にふえよ(創9:7)と言われた神の命令と祝福の成就です。まさに、カルデヤのウルからアブラハム1人を選んで始めた選民イスラエルがエジプトを出る時に「イスラエルの子孫は多くの子を生み、ますますふえ、はなはだ強くなって、国に満ちるようになった」(出1:7)と言われた御言葉のとおりです。
番号 | タイトル | 閲覧数 |
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66 | いにしえの日を覚えよ | 358 |
65 | レメクが182歳で生んだ息子、ノア | 362 |
64 | 信仰の領域の確保 | 366 |
63 | エノスの時代‐初めて主の名を呼ぶ | 367 |
62 | 神様と共に歩んだエノク | 368 |
61 | 8代メトセラ‐彼が死ぬとき審判、槍を投げる者 | 369 |
60 | カイン系列「レメク」の歩みⅡ - 神聖なる結婚を堕落させた B | 374 |
59 | ノアの子の出生に関する3つの特徴 | 375 |
» | 13代シラ – 送られた者、若枝、拡張 | 377 |
57 | 創世記5章と11章の系図の年代Ⅱ | 390 |