Copyright ⓒ2015 Kyusaishi.com All rights reserved. E-Mail: kyusaishi@gmail.com
2015.12.09 11:05
聖書はセツが自分の子を生み「エノス」と名づけた動機について、その時人々が主の名を呼び始めたからであると述べています。
創世記4:26
セツにもまた男の子が生れた。彼はその名をエノスと名づけた。この時、人々は 主の名を呼
び始めた。
「名を呼んだ」ということは、神と人格的な関係が始められたことを示しています。世における人間関係においても、相手の肩書きや階級による呼びかけではなく、直接名前を呼ぶということは、それ程互いの関係が親しく身近な間柄であることを示しています。特に聖書では人間が神の名を呼ぶことは、救いと直結する大変重大な問題です。
使徒2:21
そのとき、主の名を呼び求める者は、みな救われるであろう。
ですから人々が主の名を呼び始めたということは、神と人間の間に積極的な交わりが始められたことを意味します。ここで「呼ぶ」(カラ)は、「宣べ伝える」、「大きく叫ぶ」という意味があります。すなわち彼らが主の名を遠くまで知らしめたことを示しています。エノスの時に真の礼拝が確立されたことによって、多くの人々に福音が伝えられ、知られ始めたということが推測されます。
番号 | タイトル | 閲覧数 |
---|---|---|
66 | いにしえの日を覚えよ | 358 |
65 | レメクが182歳で生んだ息子、ノア | 362 |
64 | 信仰の領域の確保 | 366 |
» | エノスの時代‐初めて主の名を呼ぶ | 367 |
62 | 神様と共に歩んだエノク | 368 |
61 | 8代メトセラ‐彼が死ぬとき審判、槍を投げる者 | 369 |
60 | カイン系列「レメク」の歩みⅡ - 神聖なる結婚を堕落させた B | 374 |
59 | ノアの子の出生に関する3つの特徴 | 375 |
58 | 13代シラ – 送られた者、若枝、拡張 | 377 |
57 | 創世記5章と11章の系図の年代Ⅱ | 390 |