2015.09.07 16:01
「アーメン」とはキリスト教において重要な礼拝用語であり、クリスチャンの生活を示す印です。この単語は「アマン」から由来し、「信じる、頼る、真実」という意味を持っています。
「アーメン」とは真実を意味します。
「アーメン」の用例を見ると、語る者の言葉が真実であることを証しする時に使われます(列王上1:36, エレミヤ28:6, 黙示録7:12, 22:20)。特にイザヤ65:16では「真実なる神様」について述べていますが、語源を見ると「アーメンの神様」となっています。つまり「アーメン」とは神様ご自身の人格性をはっきりと正確に語っています。
「アーメン」とは「そうなることを願う」という意味です。
民数記5章では、妻の姦通に対する疑惑の事実を明らかにするための内容について記録されています。姦通と疑われる妻は呪いの水を飲み、もし自分が本当に姦通の罪を犯したならば、飲んだ水の呪いを実際に受けるであろうという祭司の言葉に「アーメン、アーメン」と答えなければいけませんでした。(民数記5:21-22)
また、マリアに御使ガブリエルが現れ「あなたは身ごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。」(ルカ1:31)と伝えた時、マリアは「私は主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように。」(ルカ1:38)と答えました。この答えも「アーメン」という意味です。アーメンは神様ご自身の真実性に対する保証であり、信徒の従順のしるしであり、召しに対する答えであります。
アーメンの実体は神様の約束にあります。神様はイエス様がこの地に来られるということ、またこの地で救いの働きをなされることを聖書を通して一千回以上も約束されています。そしてイエス様はその約束を一つも欠けることなく成し遂げられることで「アーメン」となられました。(へブル1:1-2) 私たちは信徒として、神様の御言葉に従い、信仰によって「アーメン」の歩みをしなければいけません。
番号 | タイトル | 閲覧数 |
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30 | 死と黄泉の鍵1 (黙示録1:18) | 21 |
29 | 時代に沿った経綸に従って語られる神様 / 創世記1:26-31, ヘブル1:1-3, Ⅰヨハネ1:1 | 217 |
28 | アーメンの歩みⅡ / Ⅱコリント1:18-20 | 224 |
27 | 永遠に消えることなく燃え上がる契約のともし火 (サム下21:15-22, 詩132:17-18) | 226 |
26 | 真の牧者である神様 (詩23:1-3) | 226 |
25 | 系図に隠された事 (申命記29:29) | 250 |
24 | 第7日目を祝福され、永遠のしるしとして立てられ / 創世記2:1-3, 出エジプト20:8-11 | 254 |
23 | 途切れることのない契約の力(なぜ僕アブラハムを覚えられたのか) / 詩篇105:8-10, 42-45 | 257 |
22 | 塞がれている道を開き、近道を通られるイエス・キリスト | 260 |
» | アーメンの歩みⅠ / Ⅱコリント1:18-20 | 267 |