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 朴潤植(パク・ユンシク)牧師は、1964年に4人の信徒と共に家庭礼拝を始めた。後に、ソウル市近郊に「大韓イエス教長老会 平康第一教会」を立ち上げ、今や面積6万坪・信徒数6万5千人を有する教会にまで発展させた。そして本教会をはじめ、アメリカ、カナダ、日本、中国、インドネシア、シンガポール、ブラジル、オーストラリア、フランスなど300ヶ所を超える教会を開拓した。

 朴潤植牧師は1960年代初期、牧会を始めてまもなく、自らの御言葉に対する悟りの未熟さを痛感し、智異(チリ)山にある洞窟の中で3年6カ月に渡って山上祈祷を行った。山での暮らしはコップにお米と水を入れ、しばらくふやかした後、松の葉と一緒に生のまま食べたと言う。そのような命懸けの祈りと聖書の朗読に集中する中で、聖霊の力強い導きを通して悟り得た、新旧約聖書の脈を原稿用紙数千枚にわたって記録した。
 著者は、「山の中で原稿を書いているうちに原稿用紙がなくなった時は、葉っぱが大きいクズの葉に書き留めて萩の木の枝に刺しておき、後にハミャン市場で原稿用紙を買って葉っぱに書き留めておいたものを書き写しながらまとめた」と回顧している。当時、山奥に長くいたためスパイと誤解され警察署に連行されたこともあったという。夜は明かりがないためひたすら祈り、昼はひたすら聖書を読みながら多くの涙を流した。そうして過ごす中、隠されていた神の御言葉の奥義を悟り得た。

 このように記録された原稿用紙一枚一枚が、50年経った今、何冊もの本になり「救済史シリーズ」として神の救いの御言葉を輝かせている。

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朴潤植(パク・ユンシク)牧師 ホームページ(韓国語)
http://abraham.pyungkang.com/


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