エノクの見せた永遠の命

2016.03.29 09:27

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エノクはアダムが堕落する前に享受した、永遠の命を見せてくれました。


 エノクはアダムの正しいかたちでした。ともに歩むことによる永遠の命、それはまさにアダムが罪を犯さなかったなら永遠の命に辿りつく事が出来たという事実をこの世に見せたのです。エノクが死なずに昇天できた秘訣、すなわちともに歩むとは、その意味だけを見ても初めにアダムを造られた時、神が願い、望んでいた生活の方法とは何かを教えてくれます。神は自らがお造りになったアダムと同じ心と思いで、寝食をともにすることを願ったのです。しかしアダムはすでに命じられた御言葉を無視し、エバの要求を聞いた時、神に聞くこともなく傲慢にも自分が決定して善悪の木の実を取って食べてしまいました。それで神は神から遠く離れてしまったアダムに、「あなたはどこにいるのか」と彼の居場所を問うたのです(創3:9)。
 アダムからノアまで10代の系図を詳細に見てみると、エノクはアダムの7代目でありますが、アダムの直系子孫の中でエノクの昇天前に死んだ人はアダム一人しかいません。アダムが930歳で死んだ後、ノアまで10代の族長の中で2番目にこの地上で生を閉じた人は、死という関門を通らずに昇天されたのです。このことからエノクの昇天は、私たちに重大な教訓を与えられます。それを神は「人類の始祖アダムの死」という出来事を通して「罪の支払う報酬は死である」という事実を明らかにした後、その死の力に勝つ方法を、エノクを通じて速やかに公開されました。たとえ人間は罪によって死ぬしかないが、エノクのように神とともに歩みながら神との関係を完全に回復すれば、死も充分に克服出来るという希望を見せてくれています。このようにエノクの昇天は、これから来るすべての世代にただ信仰だけが死の力に勝てるという御言葉を確実に啓示しています。
 エノクから約2200年後に、預言者エリヤもエノクのように死なないで天に移されました(列下2:10‐11)。エノクはアダムからアブラハムの間で、エリヤはアブラハムからキリストの間で預言されました。

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