15代ペレグ-分割、分離、分裂

2018.05.21 16:31

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 「ペレグ」の語源は、ヘブル語「パラグ(gl'P;)」で、その意味は「割る」、「分ける」です。この語源に基づき、ペレグの名前は「分ける」、「分離」、「分裂」という意味になります。まさにその名の意味する通り、ペレグの時代に地の民が分けられました(10:25)

 おそらく、敬虔なエベルは子が生まれた時、地の民と分離された聖なる人、区別された人になってほしいとの願いを込めて「ペレグ」と名づけた事でしょう。しかしペレグはそのエベルの期待に応える事が出来ませんでした。


(1)ペレグの時代は、バベルの塔の出来事により言葉が乱され、

人類が分散された時です(11:1-9)


 創世記1025節で、「彼の代に地の民が分かれたからである」と記されていますが、それは他でもなく、彼らがバベルの塔建設の最中、神の御わざによって互いの言葉が通じないようになったからでした。それによって彼らの目的を無残に終わらせ、民族が分散されたことを指しています(11:9)。彼らは意思疎通が出来ない状態で、それ以上複雑な建築作業を続行する事が出来ず、分散を余儀なくされました(創世記11:9)。このような分散を通して、その塔が建設された都市の名が言葉の混乱により、「バベル」となった事を聖書は明らかにしています。


創世記11:9 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱された

                   からである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

 

 過去、罪がはびこることによって全世界的な洪水の裁きが下された事を見聞したにもかかわらず、人類は、その恐ろしさをいとも簡単に忘れ去り、バベルの塔建設によって、再び神に激しい怒りを起こさせました。

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